Load Linux Kernel

このセクションではVMMのファーストステップとしてGuest VMを起動するための実装について触れることとする。
VMMとしては必要最低限の機能である一方、Linux Kernelの起動にあたってさまざまな知識を要求される内容でもある。

このセクションではGuest VMを起動するための最低限の事項について説明し、ToyVMMでどのように実装しているかについても触れていく そのため、いくつかの細かいチャプターに分割しトピックごとに説明をしていくことにしよう

トピックとしては次のようになっている。

また、本資料は以下のコミットナンバーをベースとしている

  • ToyVMM : 27fdf196dfb31938f24785ca64e7233a6dc8fceb
  • Firecracker : 4bf121fc032cc2d94a20a3625f2af3918545154a

本資料をToyVMMのコードを参照しながら確認する場合は参考にされたい。